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いしかわ動物園 サンデースクール『トキを調べる2』

今日はいしかわ動物園のサンデースクール『トキを調べる2』に参加させていただきました。

今日は最初に、園長から無事放鳥され元気でいるトキたちの様子などのお話があり、次にトキの飼育を統括される企画教育係の方から、トキの絶滅までの歴史を教わりました。

1610年頃、前田利常さんが他国からトキを持ち込み、現在の南砺市城端付近に放した~(から)1970年、穴水町で県内最後の1羽(能里)が捕獲され佐渡トキ保護センターへ移されるまでの歴史や、保護されてから今までの、人工繁殖成功(クロトキ・シロトキ)・自然繁殖成功(クロトキ)や人工飼料開発の歴史のお話まで盛り沢山でした。

中でも私が1番感動し勉強になったのは、NPO法人日本中国朱鷺保護協会名誉会長の村本義雄さんのご活躍のお話でした。

昭和34年に山階博士(現山階鳥類研究所設立者)や日本野鳥の会創設者の中西悟堂さんを招かれ、トキの保護区にしてもらえないかと嘆願されてもおられたそうで、その視察の場面の写真を見せていただいたのですが、高度経済成長の真っ只中、何が本当に大切なのかを皆が忘れている中、きっとどれだけ心細いお気持ちでしたでしょうと胸が熱くなりました。

お話の最後は、トキの放鳥は今のところ佐渡だけの予定だが、飛んで来ることは十分に考えられるので、共生できる環境を整える必要があると締め括られました。


次はなんとなんと調理棟に移動してトキのエサ作りを見学~
(ドライタイプとウェットタイプの2種類の内のウェットタイプの方です。)

材料は、粉末配合飼料(魚や野菜など)・ニンジン・ゆで卵・馬肉・カルシウムの粉・ビタミンEの液などなど。

1:茹でたニンジンと
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ゆで卵(カルシウムUPのため殻ごと)をミキサーでガー。
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2:1と粉末飼料と
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カルシウムやビタミンなどを混ぜ合わせる。

3:馬肉を
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ミンチ。
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4:2と3を更に混ぜ合わせ、もう1回ミンチにして
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完成~
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ちなみに半月~1ヶ月分をまとめて作り冷凍しておくのだそうです。

あとは参加者のお子さんがタッパーに計りながら(1タッパーに4羽分×2日分の400gずつ)詰めていき、
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別の小さいお子さんたちが順番に1つずつ冷凍庫に運ぶお手伝いをするという、何とも微笑ましく楽しい雰囲気で終わりました。

最後に学習センターに戻って質問タイム後解散になったのですが、今回も下は5歳(ぐらいかな?)~ご年配の方まで老若男女様々な方がたくさんで、本当に楽しくずっとそのままワイワイとお話していたい気分になりました。

村本さんが50年も前から、ある時はたったお一人で信じてこられた事が、今のとても大きないいことに繋がっていたという事実を知る事ができたことがとても有難く、また、インドネシアではオランウータンが、インドなどではベンガルトラが、タイなどではシロテテナガザルがと、世界各地で絶滅の危機にさらされている動物たちが、何が本当に大切かをヒトに教えてくれているように、石川県でそれを教えてくれる象徴はトキなのではないかと気付いたことが嬉しかったです。

今日もたくさんありがとうございましたm(__)m


ちなみに来月のサンデースクール『トキを調べる3』は、2月14日(日)13:00~で、2週間前の1月31日(日)から電話にて予約が始まり、定員(30名)に達ししだい受付を終了されるそうです。
(参加費無料・但し入園料は必要)

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Posted by tama
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