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Posted by tama
 
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津川雅彦さんと小菅正夫さんの『親が子供に伝えたい 「環境」の授業~命はつながっている』
今日は、俳優・映画監督の津川雅彦さんと、旭山動物園名誉園長の小菅正夫さんの『親が子供に伝えたい 「環境」の授業~命はつながっている』を読ませていただきました。

発行は昨年の1月31日なので遅ればせながらだったのですが(m(_ _)m)一気に読んでしまいました。

内容は、今直面している地球温暖化を解り易く書かれたお話から、野生動物のおかれている現状・映画『旭山動物園物語』の中に出て来る実話・講演先でのお話・北海道の先住民のアイヌの方々の素晴らしい考え方などを通して、「思いやり」の大切さ・動物と人間の命は平等だということ・親が子供にできることという大切なお話がたくさんありました。

中でも特に印象に残ったのが、まず1つにはヒトを含め類人猿の子育ての基本は抱っこするという事。
お母さんに四六時中抱っこされて肌が密着している事によって、お母さんの心臓の鼓動の変化・皮膚の温度の変化からいろんなことを感じ取る。
例えばヘビが来ると、お母さんは子どもをギュッと抱きしめる・心臓がドキッとなる・冷や汗・皮膚温が下がる、そこで抱かれている子どもが何故?とそちらを見るとヘビがいて、ヘビが危険なんだと教わるとあります。
その後には、危険なこと以外にも食べられるものや食べられないもの、おいしいなどいろんな事を母親と密着しながら学んでいくと続いていました。

いしかわ動物園でもシロテテナガザルのサクラお母さんやチンパンジーのメロンお母さんを見ていると、実に良く解るのです。
シロテテナガザルのキキ♂やチンパンジーのハロー♂は、今でこそお母さんから少し離れている時間がありますが、四六時中抱っこだった時は特に、お母さんの食べる様子をじーっと観察したり、
いしかわ動物園 チンパンジー 

お母さんが食べているものを真似して口に入れ、
いしかわ動物園 シロテテナガザル 

「マズーーー!」
いしかわ動物園 シロテテナガザル 
とまだ自分には早いと知ったり(*´艸`)
(ちなみに写真は共に1月撮影)

動物園ではたくさんのお母さんと小さいお子さんを見掛けますが、きっとヒトの子どもも同じで、たくさん触れ合えているであろうお母さんとお子さんの間には、信頼関係が手に取るように見受けられる気がします。

あともう1つ、イギリスにある「クモ嫌いを治す治療」をしている病院の精神科の先生のお話(テレビでのドキュメンタリー番組のお話)で、クモ嫌いを治す目的は、苦手な事を自ら克服することによってあらゆることが克服できるようになることにあると書かれてあり、私が南米の森での「ヘビのふれあいタイム」を見て思ったこと(1つ克服できるとその分自信が付き、他の苦手な事も乗り越えようとする力に繋がっているのではないか)と同じことが書かれていたので本当にビックリしました。

その前のページにはちょうど、小菅園長が旭山動物園でヘビとのふれあいをされておられた時の来園者とのやり取りが書かれているのですが、私がいしかわ動物園の南米の森で観察させていただいた時とほとんど同じ光景で、最初は見るのも嫌だと怖がっていた女の子が、怖々触ってみると「あ、大丈夫!」となって、何回も触っている内に今度は「かわいい♪」となって最高の笑顔になったり、やはり最初は「無理!」と言っていた別のお母さんが同じように克服し、最後は「いけるかも♪」と素敵な笑顔に変わっていた場面とリアルに重なったのでした。

あと、動物と会話ができる=自分自身と対話する=動物に教えてもらうということ。
これも本当にその通りで、目の前の動物に話し掛け、動物の立場になって考えると、おのずと答えが返って来るというか・・・うまく言えないのですが・・・
動物に限らず小さい子どもでも、例え赤ちゃんであれ同じかもしれませんが、動物園の動物たちだと遠慮なく長い時間見れるからか、「自分自身と対話したい時、動物というのは、ものすごくいい相手ですよ」とありました^^

最後には、「生態系に影響を与えないように、日々の暮らしの中でちょっとした節約や気配りをすることが、じつは野生動物を救うこと」。
動物園で野生動物はすごいと実感し、それによって動物を尊敬し、そんな動物たちがいる生態系を尊重することに繋がるというように括られておられます。

読んで良かったなぁとすごく思った1冊でした。
ありがとうございました。

ちなみに只今、小菅名誉園長の『あさひやま動物記 1 』(角川書店)も絶賛発売中です^^
小菅正夫さん 本 旭山動物園
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Posted by tama
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[]  thema:動物の写真 - genre:写真
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